では、“世の中をクリアに見渡す視野”を身に付けるためには、一体何が必要なのでしょうか?
金子は、2つの鍵があると考えています。
1つ目は、黙殺された歴史を知ること。
多くの人がご存知のように、教科書で教えられる歴史は、表には見えないけれども、世界を動かしているようなほんの一握りの人たちにとって、あまりにも都合がいいように作り変えられています。
ですから、私たちが教えられてきた歴史というのは、実のところ「彼ら」によって塗り替えられているのです。
真実の歴史は隠蔽され決して表に出ることはありません。
この隠蔽された「裏の歴史」を紐解いていくと、世界を破滅に導こうとコントロールしてきた彼らのルーツや思想、世の中を動かす手法までもが見えてきます。
彼らの思想や手法がわかると、今世の中で起きていることを見た時に“彼らの真の狙い”を見抜けるようになります。
例えば、アメリカで起きている黒人差別反対運動(BLM)というのがありますが、その黒幕には中国共産党があります。そして、中国共産党がBLMを通じて仕掛けているやり方も、実は「彼ら」が世界をコントロールするときに使う典型的な手法の1つなんですね。
このように、裏の歴史を理解した上で事実関係を辿っていくと、誰が、どんな意図でその事件を引き起こし、どういう方向に持っていこうとしているのか、そういったニュースでは伝えられない、彼らの意志が見えてきます。
ちなみに、LGBT、多様性、環境問題なども、全て彼らの意志によって作られた時代の流れです。
黙殺された歴史を知ることで、高い視点から世の中の大きな流れを見渡せるようになるのです。これが1つ目。
2つ目は、誰が、どんな思想を持っているかを知ること。
ご存知のように、政界には日本を解体に導く危険な思想を持ったリベラル派が、驚くほどたくさんいます。
また、国民から高い人気を集めている保守派と言われている人の中にも、実は根っこは日本解体の思想を持っている、というケースも少なくありません。
私たちにとって誰が味方で、誰が危険であるかを適切に見極めないと、自身が応援している人に次々と日本を解体されてしまう、という恐ろしい未来が待ち受けています。
そのためにも、政治家1人1人の政治思想の根っこを、しっかりと抑えていく必要があるんですね。
ではどうすれば、その人の思想を見抜けるようになるのか?
その方法は、その人のルーツを辿っていくことです。
いつ、どんな人と出会い、何を学び、どんな政策を打ち出してきたのか。
その人の歴史を1つずつ丁寧に見ていくと、どのようにして思想が作り上げられてきたのかが、手に取るように分かっていきます。
すると、思想の全体像がよく分かるので、発言1つ1つの裏に隠された意図も、大方見当がつくようになります。
結果、耳障りのいい発言をしているように見える政治家の中にも、腹の底では日本解体を虎視眈々と狙っていることが分かるようになるんですね。
ここまで来れば、自分はどの政治家を応援すべきかを適切に判断できるようになり、政界を正しい方向へ変えていく1つの力となれるのです。
以上の2つの理解が深まると、世の中で起きていることの意味が、驚くほど分かるようになります。
しかし、今のYouTubeでは、上記の2つを伝えることは非常に難しいです。
また、上記の2つを自分1人でどうにかしようとすると、とんでもないリサーチの時間が必要になります。なぜならテレビは正しいことはほとんど言わないし、ネットの情報も玉石混合ですので、間違った情報に何度もつかまされてしまうんですね。
そのため、上記の2つを共に学ぶ場を作る必要性を、ずっと感じていました。